
海外でネットを利用して高額請求がくるパケ死になりたくない!
設定方法を教えて!
あと、もしものために救済措置とかあるのか知りたい!
こんな悩みを解決します。
ドコモ、au、ソフトバンクなどキャリアの海外パケット通信利用で、数十万円の高額請求、パケ死に合った話を聞くと怖くなりますよね。
日本の体操選手がポケモンGOで50万円の請求を受けたケースもあります。
だからこそ、今回、下記について紹介します。
- 渡航前に設定をすれば事前に防げる。
- iPhoneとAndroid両方の設定方法を共有。
- もし高額請求された時の救済措置について。
- 海外でネット利用する無料・有料方法を共有。

僕は設定を間違っていて3万円の請求がきた失敗経験あり。
僕みたいにならないように。
海外パケ死しないための通信設定の方法・手順【防止策】
ドコモ、au、ソフトバンクのキャリアの海外パケット通信利用での高額請求、パケ死を防止することが出来ます。
渡航前に設定しましょう。

パケ死しない設定は「各キャリアのネット通信(パケット通信)を利用しない設定」です。
この設定でもWi-FiをオンにすればWi-Fi経由でのネット通信だけ可能になります。
そして、電話やSMSを利用するのかどうかにより、最善の設定方法が変わります。
【電話やSMSも利用しない場合】キャリアのネット通信をしない設定
電話やSMSも利用しないなら、機内モードに設定します。
- 機内モードでは電話やSMSも利用不可
- 機内モードではキャリアのネット通信利用不可
- 機内モード設定後でもWi-Fiをオンにすれば、Wi-Fi経由のネット通信利用可能
iPhoneの場合 機内モード設定
- 設定→「機内モード」をON(オン)にする
- または、コントロールセンターから「機内モード」をON(オン)にする
Androidの場合 機内モード設定
- 設定→無線とネットワークの「もっと見る」をタップ→「機内モード」をON(オン)にする
- または、ホーム画面上部を下にスワイプ→「機内モード」をON(オン)にする
もし、日本からの電話やSMSを利用しないなら、海外旅行中ずっと機内モードで過ごす方法もあります。
日本からの電話をとると海外料金がかかります。
【電話やSMSを利用する場合】キャリアのネット通信をしない設定
電話やSMSを利用するけど、キャリアのネット通信はしない設定です。
- 電話やSMSは利用可能
- キャリアのネット通信利用不可
- Wi-Fiをオンにすれば、Wi-Fi経由のネット通信利用可能
iPhoneの場合 モバイルデータ通信&データローミング設定
- 設定→「(モバイル)データ通信」をOFF(オフ)にする
- 設定→「データローミング」をOFF(オフ)にする
- 設定→「4Gをオンにする」をOFF(オフ)にする
Androidの場合 モバイルデータ通信&データローミング設定
- 設定→「(モバイル)データ通信」をOFF(オフ)にする
- 設定→「データローミング」をOFF(オフ)にする
海外出張の人は会社から電話があったり、緊急のこともあるので、この設定にしましょう。

僕はいつもこの設定にしています。会社から電話がくるから。
海外パケ死の仕組みや原因

パケ死する原因を理解すると、今後も忘れずに覚えやすくなります。
だから、ちょっとパケ死の仕組みや原因も説明します。
簡単に説明するとこんな感じ。
少しばらして書いてみますね。
- 海外パケット通信(ネット通信)は日本国内のパケ放題とは別計算で別の通信。
- 海外パケット通信による料金は制限が無い状態での青天井計算が基本。
- だから、えげつないくらいの高額請求になる場合もある
- 海外パケット通信料金で数十万円とか高額請求がくるからパケ死と呼ぶ。
更にかみくだいて簡単に言うと、

海外でLINEで連絡したり、SNSで写真をアップしたり、Youtubeで動画を見たりすると、日本のパケ放題の適用外の利用となる。
その利用料金が割高な金額。
結果、えげつないくらいの高額請求がきて、海外パケット通信によって財布や貯金が死んじゃう。
マジで、パケ死じゃん。
って事。
現在は多少はマシになっているので、エグイ金額、例えば1000万円とかの請求になる事は普通はないです。
ただ、数万円の請求がくることはよくある話なので、注意して設定をしておく事が一番の防止策です。

もしも、高額な請求がきた場合、何か救済措置ってないの?
どうしたらいいのか?
高額請求された場合の救済措置について【失敗例と成功例】
まず、前提として海外パケット通信を利用したのは事実なので、請求については支払うのが当たり前という事を理解しておきましょう。
そのうえで、これはヤバイ!と思ったら、一度各キャリアに相談するのも手の一つ。
【失敗例】僕が3万円の請求を受けた時は救済措置はなし!
僕は過去にドコモの海外ネット通信を利用していて、3万円の請求がきたことがあります。
その時、僕は家族に怒られて、ドコモに相談したけど、救済措置はありませんでした。
要するに、「お前が使ったから、料金請求しとるんじゃ。つべこべ言わずに払えや。」的な事を言われて、どうしようもないので払いました。
【成功例】体操選手の内村航平、ポケモンGOで通信費50万円請求→救済措置!
実際の例です。
体操の内村航平選手は、リオデジャネイロ五輪の時、サンパウロでポケモンGOをして通信費50万円の請求がきたとのこと。
でも、キャリアに相談すると、1日約3千円の定額料金に収める救済措置を取ってくれたとの事。
僕は救済措置をとってもらえなかったけど、金額によっては救済措置をとってもらえることもあります。

だから、まずは、高額請求がきた時はキャリアに相談しましょう。
でも、そもそもこんなトラブルに巻き込まれたくないから、海外に行く前にちゃんと設定をしておくのが大切ですね。

設定とかは分かったけど、その設定をするだけだと海外でネットが使えないって事だよね。
海外でネット使いたい時はどうしたらいいの?
パケ死せずに海外でネット利用する無料・有料方法
パケ死をしないのが前提で、海外でネット利用をする方法を紹介します。
【無料】フリーWi-Fiを利用する
ホテルや空港、駅やカフェなど、現地の無料のWiFiを利用する場合は、無料で利用が可能です。
デメリット:通信が遅い、利用に現地携帯番号が必要な場合もある、セキュリティに問題あり
無料で使えるので、結構みんな使いますが、デメリットが多いのも特徴。
特にセキュリティに問題があり、技術のある人やハッカーなら通信している人のデータをのぞき見する事が可能です。
絶対に無料WiFiでクレジットカードや大事な情報のやり取りはしないように!
【有料】キャリア独自の定額制パケット通信を利用する
有料だけど、キャリア独自の定額制パケット通信を利用する方法があります。
デメリット:金額が高い、設定に失敗すると高額請求になる
この方法は金額が高いことと、特に設定に失敗した場合は高額請求になるので、リスクが高い方法です。
普通にネット通信するなら、どのキャリアも2980円/日かかります。
キャリア別の海外定額制パケット通信の料金表

僕はこの方法は利用しません。もっと安くて安全な方法があるので。
とりあえず、簡単に紹介しますね。
ドコモ | 海外パケ・ホーダイ | 1,980円/日 2,980円/日 |
au | 海外ダブル定額 | 1,980円/日 2,980円/日 |
ソフトバンク | 海外パケットし放題 | 1,980円/日 2,980円/日 |
使う量が約24.4MB(25MBくらい)までは1,980円/日。
それ以上は2,980円/日です。
ただし、対象外の地域や国もあるので、失敗すると高額請求になる罠。。。
詳しくは公式サイトを確認してください。
せっかくパケ死しないように設定方法も覚えたのに、キャリアの定額制の通信利用を失敗して、高額請求でパケ死するなんて、ちょっと・・・。

そういったリスクなく、公式より安い、海外WiFiルーターをレンタルしたり、海外プリペイドSIMカードの利用が一番安全です。
【有料】海外WiFiルーターをレンタルする
海外WiFiルーターをレンタルする方法が一番簡単で、パケ死せずに自由に街中でもネットを利用できます。
- キャリアのネット通信は上記の設定で完全オフにする
- 空港や事前配達で海外WiFiルーターをレンタルする
- ポチっと電源オンして、スマホからそのWiFiに接続する
- 街中でもホテルでも自由にWiFiを利用できる
- 金額は事前に契約した時の金額だけでパケ死しない

僕にでも簡単にできそう。
おすすめのサービスとかあるの?
おすすめ人気の海外WiFiレンタル3社

価格や顧客満足度、簡単便利さなどから、下記の3社が人気です。
どのサービスでネット通信無制限プランを選んでも、キャリアより安く利用できます。
それでも、下記のようにめちゃくちゃお得!
各キャリア | 2,980円/日 |
グローバルWiFi | 1,870円/日(早割) |

1日1000円以上も安い!
更にキャンペーンで1000円割引などもあるのでお得。
更に、このWiFiは友達や家族とシェアできます!
- キャリアのネット通信
→自分1人だけ - グローバルWiFi
→複数【5人(5台)】対応可能
という事は、、、
さっきの表よりもっと安い!!
5人で割った場合は、下記の金額になります。
各キャリア | 2,980円/日 |
グローバルWiFi | 374円/日(早割) |

キャリアのネット通信ってこんなに異常な金額だったのか…。
こんなに安く、しかもパケ死の心配が無い方法なら、一回使ってみようかな。

グローバルWiFiを使わない理由がないよね!
ちなみに、もっと安いプラン、1日に使う量が300MBや600MB、1.1GBなどのプランもあります。
初めての人でも簡単に利用できるので、一度、金額がいくらになるのかとか、下記の公式サイトで確認してみてください。
【有料】海外プリペイドSIMカードを利用する
海外プリペイドSIMカードを利用することで、海外でもスマホでネット通信ができます。
注意してほしいのは、フリーSIMのスマホじゃないとダメです。

そして、仕組みを理解したら簡単だけど、ちょっと色々な設定をしたりするので、僕は、初心者・あまり機械に詳しくない方には海外WiFiルーターをおすすめしています。
海外WiFiルーターレンタルと海外プリペイドSIMカードの違い
よく比較されるので、その違いをちょっと説明。
海外WiFiルーターレンタル
- メリット
簡単に利用できる
スマホのWiFi設定ができるなら利用できる - デメリット
ルーター(約250g)を持ち運ぶ必要がある
1人利用で比較すると海外SIMカードより値段が高い
海外プリペイドSIMカード
- メリット
1人利用で比較すると海外WiFiルーターレンタルより値段が安い
ルーターなど他に持ち運ぶ必要がない - デメリット
APN設定などが必要
初心者・あまり機械に詳しくない方には設定が難しい
海外現地で入手するので英語や現地語で購入やネットで購入が必要
元々の自分のSIMを無くすリスクがある
安いのは間違いないのですが、SIMフリーのスマホであることや、APN設定をしたり、海外現地かAmazonや楽天で渡航先で使えるSIMを買わないといけないなど、手間は必要です。
現地で買えるけど、Amazonや楽天でSIMカードを買うことも可能です。
▼中国や台湾へ行くなら必須の香港SIMカード
▼ヨーロッパなら一番おすすめのWi-Ho!の格安SIMカード
まとめ
本当にこの設定は大事です。
渡航前に絶対にしましょう。周りの友達や家族にも「データ通信やローミングをオフにした?」とかお互いに確認し合う習慣をつけておくと被害が減ります。
そして、現地でのネット通信はお金をかけないなら、無料のWifiだけを利用する方法があります。
お金を多少かけてもOKなら、海外WiFiルーターをレンタルするか、海外格安プリペイドSIMカードを利用するかの2択です。
あなたが優先するポイントに沿って、どのような方法でネット通信をするのかを決めましょう。
僕のおすすめは断然、海外WiFiルーターをレンタルする方法です。
だって、簡単便利で値段も安いから。

海外出張の度に設定をミスって3万円や1万円を払っていた僕からしたら、めちゃくちゃ安いからね(泣)
では、楽しい海外旅行・海外出張にいってらっしゃいませ。