王道漫画といえば、能力を駆使して戦うバトル漫画とイメージする人が多いですよね。
バトル漫画といえばONE PIECEやNARUTO、HUNTER×HUNTER、今大人気の鬼滅の刃や呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)など、能力を使った異能力バトル漫画が当たり前の時代です。
その能力系バトル漫画の元祖って何の作品か知ってますか?
能力バトル漫画の元祖は『ジョジョの奇妙な冒険』のスタンド(幽波紋)
実際、誰かが「あなたが元祖です」と決めるものではないので、正式発表された訳ではないけど、スタンドが異能力の元祖と考えられています。
スタンド能力とは?
スタンド能力とは、才能や特殊なきっかけが元となって身につく能力で、「キャラクター毎に固有の特殊能力を持つ分身体(精神エネルギー)を具現化させて戦わせる能力」です。
この「キャラ毎に固有の特殊能力をもって戦う」という設定がジョジョの3部より前の作品ではほぼ無いのです。
単行本では、『ジョジョの奇妙な冒険』の第3部の12巻が1989年に発売されているので、20数年前なので、個人的には結構最近と感じます。
ジョジョのスタンド以前にも異能力バトル漫画はあった
ジョジョのスタンド能力よりずっと前にも、忍者漫画や超能力漫画がありました。
しかし、それらが漫画のスタンダードになる事はありませんでした。
ジョジョのスタンドが元祖と言われる理由は、流行ったから
結論としては、ジョジョのスタンドが、異能力バトル漫画の元祖と言われるようになったのは、単純に面白くて流行ったからです。
全員が同じ能力を使う場合、キャラ毎の魅力の表現って難しいですよね。
でも、能力がそれぞれ異なると、火を使う能力の他に、時を止める能力、砂を操る能力、火力特化のパワー型能力、スピード型能力など、様々な表現が出来ます。
ジョジョはスタンドで、各キャラの個性をより魅力的に表現して、面白くしました。
結果、読者に認められて、それが業界として当たり前となり、異能力バトル漫画というジャンルを作り上げていきました。
まとめ:ジョジョのスタンドと荒木飛呂彦先生に感謝
ジョジョのスタンドという異能力を作った荒木飛呂彦先生がいたからこそ、今、数々の面白い漫画に出合えたといっても過言ではないでしょう。
本当に感謝しかありません。
異能力でバトルをする漫画は、分かりやすく面白いし、能力名や技名を覚えるのも楽しくて、真似したくなるから子供から大人まで楽しめます。
是非、異能力バトル漫画の元祖であるジョジョの奇妙な冒険を読んでほしい。
めちゃくちゃ面白い漫画で、今も連載中の漫画なので巻数は多いけど、ジョジョ立ちや名言も含めて楽しめる要素が満載なので、是非、読んで楽しんでください。